雪の重さに耐える愛する心

シュタイナー実践、気づけば30年間近「マジか?」

魂の区分2

★2003/7月号★雪の重さに耐える愛する心 ■□■□■
タロット&神智学の智恵
【魂の区分2】
素直な喜怒哀楽【】 *:・°
シュタイナーの言葉 ☆彡
後記・・・

□■Active Tarot Reading☆

皆さま、いつもお疲れまさです☆
パソコンで視力の落ちた方も多いのでは?気をつけてね。

私は強度の近眼なのですが この度
コンタクトを計り直し 1.2に矯正したことで
まるでピント外れの世界から
輝ける現実世界に戻ったような鮮明さに爽快です☆
このまま爽快な夏を過ごせたら良いなぁー。

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|●タロット&神智学 の智恵
|【魂の区分2】

話しのすれ違いの原因のひとつは、そもそもの定義の違い。
生体学を学んだ人の考える「精神」の定義など、
それぞれの人によって違う精神という定義があります。
時には、誰かの言う「精神」と、誰かのいう「魂」と、
また誰かの言う「心」と言う言葉が、全て
同じものの表現である場合もあります。
まずは、ここから考えてみましょうよ☆

●もっとも一般的な思想がこれ

《体》 肉体、身体器官 
《魂・精神》 好き嫌い等の感情・それによる考えを漠然とそう呼ぶ

●神智学の思想はこれ
 <図1>

     肉体
     ┃桟┃ 
┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 1.感覚魂...一般に私達のいう感情(衝動、欲望、情欲etc.)
         動物と同類、個人独自のもの
 2.悟性魂...思考内容or感情に盲目的に従う事ない思慮
 3.意識魂...反感共感から独立した見識や真理を考える 
┗ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ┃桟┃ 
     精神(真理の生きている世界)

■図1の説明
・肉体は五官を通して感覚魂に情報を提供
・感覚魂は、五官から得た情報により共感反感を得る
・悟性魂は、そのあり方によって変化する
  知性と思慮を、
   感覚魂に依存:感覚の満足に向けその実現を計る
   意識魂と関連:見識や真理に従って感情抜きの判断をする
・意識魂は、精神(真理)とのカケハシとなる情報を提供
・精神とは、真理が生きている真と善の世界       

●前回同様、平和を例にすると(HPにバックナンバー有)
 他国の戦争をニュースで見た人の感情
 身内の他殺体を間近で見た経験のある人の感情
 マザーテレザの本に感動した人の感情etc.

これらは図1では感覚魂です。
それぞれの気持ちや環境により差が生じ、
感覚魂に個性とバラツキはあってしかるべきです。

●では、これらを悟性魂に上げましょう。
感情に従わせるなら、
思慮は、自分の気持ちの正しさを結論付ける為に尽くします。
自分を肯定するための情報をいたるところから見出すでしょう。

しかし!
悟性魂は、意識魂という真理を把握する器官と結びつければ、
人間は感情から自立することが可能になります。

神智学P.53
 善なるものについても言える。
 人倫=善は、それが性向や情欲、感情に支配されているのでなく、逆にこれらを支配している限り、これらから独立している。気に入ること、気に入らぬこと、欲求と嫌悪は個人の魂に属する。
 自分の性向や好悪の感情を教化して、認識が教える義務に従うようになれば、その価値を感覚魂から受けとっているのではなくなる。永遠の存在とひとつになっているのである。

意識魂の見識を参考に結論をだそうとする人は、
◆個人的感情から独立した意味を持たせることが可能になります。

例をあげてみましょう。
居酒屋に3人で行きました。
店内は混雑していて店員は気が立っていますが、こちらは知りません。
席に座った3人に店員が、持ってきたコップを大きな音を立てて置き
水が飛び散りました。
Aさんは「なぜこんな扱いをされなければいけないの」と怒り
Bさんは「店員の気持ちも分かるわ」と言い
Cさんは「分からないことはないが、分かってあげられないわ」という意見。
Aさんは、怒っていますが、BさんとCさんは冷静に見えます。
BとCさんの違いは何でしょうか?

もうひとつ挙げてみましょう。
殺傷事件があったとします。犯人の生い立ちには
仮に、虐待をうけ社会に溶け込めなくなった幼年期があり、
イジメも多々受け、社会に反発心を抱いてしまったとしましょう。
社会に思い知らせてやりたくて、無差別殺人に走りました。
事件を考えるにあたり、自分には無関係だと考えず
「自分も環境が同じなら同じ状況になったかもしれないのだ」
と慈悲をもつのは大事です。
その気持ちが社会に反映することで事件が減少するかもしれません。
しかし犯人への同情を表に出すには配慮が必要です。
遺族に無理解すぎ傷口に塩をぬるような行いになるからです。

その時点で、何を大切にしなければいけないか抜きでの冷静はありえません。
その思慮がないと1人よがりの同情であり、
犯人の気持ちがわかり、遺族の気持ちは分からなかったことになります。
Cさんのように、どちらも理解した上で、場に応じた優先順位を判断すべきです。
一面的ではいけないのです。
その為に、悟性魂を助ける見識を日々深める必要があるのです☆


>>◆個人的感情から独立した意味を持たせる・・・という点では
恋愛経験でも、見解を深められるのは同じ。
17歳のときの恋愛は、結婚に至る可能性は少なく
結婚しても、難しいことは確かです。
けれど、壊れたならそれを失敗のひとつとして振りかえると
そこには壊れた原因が見出せるでしょう。
寂しさに負け相手を利用したと結論づけたり、
我がまま過ぎたとの認識もあるでしょう。
見る目がなく、付きあうと冷酷な人だったかもしれません。
なんにせよ、結局、幸せにはなれなかったことを潔く
真と善の法則に照らしてみると原因は、自分に見出せます。
そしてそうと判明したことは、誰しも気をつけるようになるのです。
しかし次の恋愛では、気をつけたのに振られたとしましょう。
「では自分に原因があったのか、相手に嘘偽があったのか。」
よく探れば、また見えてくるでしょう。これで見識がまた広がります。
>失敗を認めると見識が増えていきます。
>失敗に気づかない人は、進歩できません。
>失敗なしの貴方は幸せ者です。

|■3つの例をあげましたが、真理と愛との調和について
どう判断していくべきか考えてみましょう。

第二の例で、私達が殺人犯の身内や同情できる関係だとして、
それでも悟性魂を真と善の法則に当てはめて考えれば、
犯人の犯した罪の大きさが理解できる状況だとしましょう。
犯人サイドにつき同情するか弁解したらよいのでしょうか?
真理が教えることに従い、悪いことは批判すべきでしょうか?
でも、そんな2者択一ではないのです。
犯人側につき罪の大きさを理解させる努力をし謝罪させ、
犯人の罪の償いを助けていくのはどうでしょう。

単純な客観性で理解を表明するのは、
冷静で正しい判断とは言えませーん。

その上に友愛の精神があることこそが重要なのです☆

【実践のイメージ】

見識というのは本を広げても、賢い人の話しを聞いても
それは予備に過ぎません。経験から理解することが必須なのです。
そしてただ単に経験するのでなく、
自分の経験の失敗や不手際を十分に学習することです。
それで初めて見識が深まり理解ができたことになります。
そういう人は、徐々にその見識から慎重さが出てきて失敗が減ってきます。
単に経験しているだけなら、同じことを繰り返すでしょう。
経験を振りかえって反省を生かすことが重要です。

<<実践>> ・仕事でもナンでも決めたことを成功させる努力をする
 ・困難や障害が出ても、止めずに対処をしてみる
 ・実らず失敗したら、自分から止めたかどうかは別として
  そもそもの失敗の原因を自分のこととして探る
 ・原因が分かれば、次回からは慎重にする

|//// 個人的感想 ////////////////////////////
 可愛い子には旅をさせろ!と昔の人は言ったものです。
 見識を増やすことの大切さを社会の実体験から得る重要さを
 分かっていたのですね。きっと・・・☆
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肉体・魂・精神という3分節化した思考方法により
個人をこえた調和への可能性が生まれてくるのです。
人間の思考回路のイメージが出来て役立てば嬉しいです。

●引用したシュタイナー書物/イザラ書房
シュタイナー選集 第1巻 神智学
シュタイナー選集 第1巻 神智学

■ルドルフ・シュタイナーとは■
1861-1925年。
教育学・医学・農業・建築・社会論などの分野に
業績を残した哲学博士です。
単なるカルトおじさんではなく、ヨーロッパでは
教科書にも乗るほどの人ですので、安心してお読みください。

*;*;+*+ *:*'*+
|●実践経験&素直な言葉
|<<立ち直りの瞬間>>

どんよりした曖昧な気持ちから立ち直る瞬間。
それは、自分の小ささに気づき、
与えたれた環境で前向きに行動するんだ! と思えた時でした☆

立ち直ってみて考えると、
悩んでいる時は、周囲に『不満と要求』ばかり向けているんですね。
・分かってくれない ・○○してくれない
・仕事に満足できない  ・希望が見えない
ハッキリ言って、ないないづくし。(笑)
その”ないないづくし”を周囲に「ナンとかしてよ!」
と思ってたのでした。(いけませんねぇ~)
それがダメなら、「世の中、そんなもの」と、
あきらめるか、希望を捨てて刺激と欲求に走ろうとする。
(あぁ、益々、いけません。笑)
結局、周囲は『そんな奴だからダメなんだ』と思うのでしょうね。
確かに。。。。

マザー・テレサが言っていたように、
日本は、命の危険や貧困は少ないでしょうが、
精神的な飢えは、それ以上かもしれません。
しかしTVなんかで今日を一生懸命ひたむきに生きる人達の姿を見ると、
不満と要求ばかり出している自分が格好悪く思えてきて
私は私の環境で、ひたむきに頑張らないと! と、
沢山のことに鈍感だったと反省。

ない!ない! 言わんと、
ないもの得たいんやったら出来ることあるやろう!と自分に苦言。
爽快な反省になり、
『欲しいなら、歩を止めずに実行だぁ』 と鬱を脱出☆

はぁ~ぁ、やっぱり大事なのは自分自身なのですねぇ。
・自分が動けば周囲も動く
・執念岩をもくだく
・桃栗3年柿8年   ナンのこっちゃ☆取りあえず前向き★

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|●シュタイナーの言葉

戦争に勝つ為に多くのものが発明され

低次の欲求を満たす為に 

計りしれない知性が集結されるでしょう

しかし そのような中で

東方の諸国が果たすべきことが 用意されていきます

愚鈍さから脱して 知性の対極に位置する偉大な精神衝動を

それらの国々は用意していきます

諸民族の結婚、知性・悟性と霊性の結婚がなされるでしょう

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