雪の重さに耐える愛する心

シュタイナー実践、気づけば30年間近「マジか?」

進歩を遂げるための前提

★2005/8月号★雪の重さに耐える愛する心 ■□■□■

タロット&神智学の智恵
【進歩を遂げるための前提】
素直な喜怒哀楽【喜んで受け取ろう】 *:・°
シュタイナーの言葉 ☆彡
後記・・・
□■Active Tarot Reading☆

夏の終わりが近づいている感じがします。
夜がとても涼しく、扇風機をかけると足が冷たくなっちゃいます。
今度は秋冬に向けて暖房器具の準備をしています。
ガスストーブの為のガスのコンセント工事をしようかと・・・

|●タロット&神智学 の智恵
|【進歩を遂げるための前提】

昔、未来の都市というと”ポン”と頭に浮かんできたのは、
鉄腕アトムに近いものでした。科学が果てなく進化して
どんなものでも可能になっている科学万能のイメージです(笑)。
これからもIT家電などは益々進化していくのだと思いますが、
科学で少しずつ判明してきたことや発明を使って、
何を実現し豊かにするのかは、私たち次第なのですd(^-^)ね。

シュタイナーを読み、個人的に学ぼうとする時に、
あまりにも俗物的な解釈をすることはマズイのですが
”身近な思想として学ぶことがなければ実用していくことができない”
という意味で、あえて「いかにして超感覚的世界(略)」

いかにして超感覚的世界 P.25
はじめは他人にたいする子供っぽい畏敬であったとしても
それが後には真理と認識に対する畏敬にまで発展する。

〃  P.26
正しい知識は、それを敬うことを学んだときにのみ、自分のものにすることができる。
(新訳 いかにして高次のでは)
知恵を敬うことを学んだときに、あなたはようやく本当の知恵に
たどりつくのです。

ということを引用し、
俗物的で子供っぽい日常の思いつきも活用できればと思います。

先ほど、子供の頃に抱いた科学万能のイメージを書きましたが、
シュタイナーの宇宙論は、宇宙のはじまりから小さな単位である
地球や人類のはじまりまで書かれています。そこには、
人類の進化は上昇し続けるイメージではなく、グラフにするなら
V字になっていると説明されています。V字の最も左(はじまり)は、
100%霊的な状態で、そこから物質化に向け降下&硬化しながら
現在のような肉体的な姿に進化し、成長と共に再び、霊的な姿を取り戻す流れです。


| \        /
|   \      /
|    \    /
物質_____ \__∠______
----- 時代の進行と成長 --->

その間、猿から人間より余程大きな外見的・内面的な変化を経ていき、
社会も同じく、精神的な社会から物質的・知的な社会となりました。
(正確には、サルが人間になるとはシュタイナーは言っていません)
しかし今後は幼いころに想像した未来都市のような様相にはなりません(笑)。
人間も社会も徹底して知的・物質的に到った先は、霊性を再生するのです。
現在は、ちょうど底をぬけた地点であり、今後再び精神的な文化に向かい
長い長い時が流れていくでしょう。

それまで聞いたことも想像したこともない
何億年などという時限でない世界観のイメージを
ひとつずつ構築して組み立てるだけで何年もかかるでしょうけれど、
このような霊~知~霊の経過を身近な解釈につなげることは意味あることでしょう。

なぜ、このようなことを言うのかといいますと、
『物質的に豊かになると、果てしなく物質を求める』とか、
『思想や精神的な指針を持つ人が消え果てる』かと思うなら、逆で
案外そこから解放されていくものだ、と感じるからです。


そこで本日の「俗物的で子供っぽい」話。

パソコンを新しくして、家にあるパソコンが計4台になりましたが、
1台のデスクトップしかない時は、一日中張り付いていなければいけなく
しかも張り付いている為に、電話機やその他も周辺に集中させねば駄目でした。
けれど携帯メールができたり、色々と便利になるにつれ、
張り付く必要も、一日中起動させておく必要も、機器を集結させる必要もなく。。
TV機能付なのでTVは排除し、お陰で部屋は広々スッキリ。
電源を一日中入れておく必要も全然なくなりました。
そうした開放感でか、作業をゆっくり手書きで進めたり
また、そうしたら意外とスラスラ漢字もでてきたりで、時間が有意義で効率良く。。

よく考えてみると、
パソコンは便利な点も多いのですが、仕事中にメールが届くことで
集中を欠いたり、モニターが目に入るだけで何か気が休まらないこともあり。。
特に、この5年間は色々と必要だと思う知識に傾倒し、シュタイナーの勉強も
あまり深めることができず気がかりだったので、そんな時間が欲しかったのです。
けれど、それが本当にほしいとは私自身気づいていなかったのでしょうか。
そう思いつつ・・・何も実行しないで気ばかりが空回りしていました。

こういうことも個人の成長グラフにするなら、
自分としては一生懸命に昇り続けていた感覚ですが、
精神的・神智学的には一時的に物質・知性へと下降しているグラフになるわけです。

また、シュタイナー文には、こう書かれていました。

|引用___、照応する宇宙 P.227--------------------

 読み書きを習うことは、一度そのことから自由になったときに
 意味がでてきます。そこから離れたときに、それが活用できる  
 のです。読み書きに囚われている限り、思想を自由に表現する
 ところまではいきません。そうできるのは、読み書きをマスター
 したときです。読み書きの学習は、マスターすべき事柄です。
 それと、同じように、論理的思考の訓練は、より高次の進歩を
 遂げるための前提なのです。 

|--------------------------------------------

一時的に、ハマるといいますか、囚われる時期があるわけですが、
私たちが物質に振り回されるのでなく、ちゃんと自分を持ちさえすれば
何かにたどり着くまでの前提となる負荷は必ず過ぎる時が来ます!
あなたがする苦労は、正しい負荷とすると必ず終わりは来るのです!

キーボードを思い浮かべながらタイプしている間は、自由にタイピングできませんが
2ヶ月苦しんでブラインド・タッチをちゃんとマスターして後は、
頭に思うだけで文章が勝手に打てているのと同じ!
現実的な苦労や負荷は、必ず正しく過ぎると終わりが来て
その間に身に付いた力だけが残っています。
今度は、それを自由に活用することができるのです。

 尊敬するに値する相手に対しては、それにふさわしい仕方で尊敬する
 という態度を学んだ人間は、精神を自由に保つすべをもよく心得ている。

といいますが、
私たちが日常でこなしている苦労や忍耐も、正しく苦労して
自分を失わない限り、必ず終わりが来て力だけが残るのです。
自分の中の未熟な怒りや反感や自己愛に翻弄されることなく、
自然体で正しい聞き方ができる人間に怖いものはなくなるでしょう。
認識の基礎として、認識を受け取る為の力を育てるのが、
その基礎つくりの為の書が「いかにして(略)」であります。

 はじめは他人にたいする子供っぽい畏敬であったとしても
 それが後には真理と認識に対する畏敬にまで発展する。

〃  P.26
 正しい知識は、それを敬うことを学んだときにのみ、自分のものに
 することができる。
(新訳 いかにして高次のでは)
 知恵を敬うことを学んだときに、あなたはようやく本当の知恵に
 たどりつくのです。

というのも平たい解釈をすれば、
「相手・周囲・思想などの環境を平常心で見聞きできれば、
 成長に伴う忍耐も苦労も大変に楽になるよ」
「反発してたら何も吸収できないよ」という常識的なことです。

|引用___、照応する宇宙 P.274 ---------------

 一人ひとりの魂の中には、長い長い時間を通して獲得され、
 現在一定の完成をみるに到った知性の能力だけが存在して
 いるのではありません。人間の知性が一定の完成に到った
 能力であることは、述べてきましたが、この知性には未来は
 なく、別の能力が未来へ向かって進化していくのです。
  今日はまだ予感もされていない諸能力が未来の人間の中に
 生じるでしょう。しかしすでに頂点に達している私たちの
 知性も、現代という時代の果実として、未来のその魂に組み
 込まれているでしょう。しかし知性そのものは現在の水準
 以上に発展することはありえないのです。
  現在の私たちが所有している知的諸能力は、過去における
 不完全な目立たぬ発端から現在の高みにまで進化を遂げてき
 ました。しかし、この諸能力と並んで、未来になって完成する
 はずの、別の諸能力もあるのです。そして、現在完成の域に達
 している能力が、はるか遠い過去の発端においてそうであった
 ように、魂の未来の諸能力は、すでに萌芽の状態で現在の私たち
 の内部に存在しています。未来において現れるものの多くは、
 すでに現在の私たちの中に存在しているのです。

|--------------------------------------------

私たちは100%霊のみの存在であった頃から、
現在の状態になるまで長い時間を通して努力してきました。

霊性から知性への移り変わった『人類進化』は、
精神的・霊的なものが、一旦、知的・物質的な形となり、
改めて、精神的・霊的な高いレベルへと上昇し意味あるものになります。
頭で思うだけで済まさず、
実際的な努力をして獲得したものを意味あるものとして、
囚われず自由に使える状態にするのがベストなのです。
アスリートたちが筋肉に負荷をかけて強くした後に、
バランスの良いフォームで応用するのと似ています。

シュタイナーが、まず、自由の哲学を書き、その後あやしげな
神智学へと向かった道筋が分かった気がします。
哲学を述べるだけで実現への方法を示さないのであれば、
それは単なる言葉の遊びですものd(^-^)ね!

私の場合、パソコンから離れ、生活スタイルを一新することは、
ある意味、買ったものが無駄になると、チラリと浮かびますが、
獲得したものを自由に選択できる、イコール
ひとつの場所に囚われないですむ環境に変化できたという成果となりました。
その日の環境によって、毎日、違う一日が流れていきますから、
お天気か曇りかによっても違ってくる予定や気分を障害にせず、
有意義な流れを作れるなら、いうことありません。

皆様がお持ちの、どんな哲学も夢も、未来に向かっては自由の可能性があるのです。
自由というのは、囚われることなく必要なときに必要なものを選べることです。
その自由を獲得するには、ある期間は負荷が必要ですが
ひとつずつ一生懸命に取り組み、マスターしていけば叶うでしょう。

|引用___、いかにして超感覚的世界 P.118--------------------

 ある事柄の形ではなく精神が問題なのだというのは正しい。
 しかし、精神不在の形式が無に等しいように、
 自分の形式を生み出せない精神があるとしたら、
 それは無力な精神だといわざるをえない。 
〃___、いかにして高次の P.125
 確かに、重要なのは、ある事柄に含まれている霊的な要素であり
 形式ではないということは真実です。しかし霊がなければ形式は
 存在しないのと同じように、形式を生み出さない限り、霊は活動
 することができないのです。 

|--------------------------------------------

負荷は、励みになるときや悩みになるときなど
私たちの精神状態によって場面場面で苦しい気持ちもありますが、
でも、結果的には様々な意味で「力」を蓄えてくれますよd(^-^)!。

そういえば8月の運勢としてタロットで占った結果に、

 将来的な暮らしや大きな意味での仕事に関しては、今後の新しい方向や
 流れが出ます。現状を断ち切ることが必要ですから、勇気を出しましょう。
 ゼロから挑戦して吉。未練や古いものをキッパリ捨てて好転。
 家庭・プライベートな生活を一新する機会があれば元気にドンドン進むこと。
 苦悩が軽減される暗示。

と書かれていました☆彡

●引用したシュタイナー書物

*イザラ版 シュタナー選集の「いかに
http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756500315/ref=ase_activetarotre-22/249-

9268170-5667536

*いかにして高次の(新訳)
http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756500315/ref=ase_activetarotre-22/249-9268170-

5667536?%5Fencoding=UTF8&camp=247&link%5Fcode=xm2

■ルドルフ・シュタイナーとは■
1861-1925年。
教育学・医学・農業・建築・社会論などの分野に
業績を残した哲学博士です。
単なるカルトおじさんではなく、ヨーロッパでは
教科書にも乗るほどの人ですので、安心してお読みください。

*;*;+*+ *:*'*+
|●実践経験&素直な言葉 
|<<喜んで受け取ろう>>

8月は、同じ説明を何人にしたでしょうか。
うちのお客様たちは謙虚で人がよく頑張り屋さんで「えらい!」
ってほめ過ぎ?

というのも、
そういう人たちなので何かと周囲に目をかけてもらう人が多く、
仕事も出世も速いほう。・・・・ゆえに、
年齢以上に高いハードルになりがち。。。
また、それを努力して跳ぼうとするため周囲が何かと応援してくれます。

しかし、結果の出ないときには、
その応援・支援が、重い重いプレッシャーと「申し訳なさ」に変わってしまうわけ。
そういう重圧が続くと、気兼ねだとか、悪いだとかいう気持ちが強まり
本人も気づかぬうちに大変にマイナス思考に陥ってしまいます。

皆さんもあるかもしれませんね。

でも実際、人に対して出来ることは限られていて、
出来る範囲でしか応援支援しないものだし、出来る以上のことは出来ないのです。
自分が誰かにしてあげる場合を思い出せば分かるのですが、
支障をきたしてまで支援することはありませんし、長続きしません。また
自分が好意で、出来る範囲でしていることが「悪い」と遠慮され
気持ちが暗くなる原因になっていると知ったら
きっと寂しい気持ちがするはずですよd(^-^)ね!
せっかく応援してくれる人に、そんな思いをさせたら駄目ですよね?
結果が出ないときもありますが、「してくださることには感謝して」
ありがたいことには喜んで笑顔を向けて  と説明しました。

皆、自分がしてあげる場合に置き換えるとスグに分かるのですがね。

──────────────────────────────
|●シュタイナーの言葉

 未来に生じるべき事柄はすべて

 現在すでに理念化され 計画され 

 そして未来において実現されます

|★:*:-''☆:*:-''★:*:-''☆:*:-''★:*:-''☆:*:-''

   ・・・・・・・・後記・・・・・・・・

中学生の時の家庭科の先生は、
職員室の椅子の上に、いつも正座して座っていました。
それを見て「よねババ」などと呼んでいましたが、
(きっと米○先生か何か・・・+ババ臭いの略)
今は自分がパソコンデスクの前で椅子にあぐらをかいています。
足って、不思議と組んだり上げたりしたいものですよね。(笑)

 発行人: Active Tarot Reading 佐藤 よし子
 http://the-xx.com/
★:*:-''☆:*:-''★:*:-''☆:*:-''★:*:-''☆:*:-''

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