★2000/5/15号★雪の重さに耐える愛する心 ■□■□■
【バランスの大切さ】
素直な喜怒哀楽【non title】 *:・°
リルケの言葉 ☆彡
□■Active Tarot Reading☆
ゴールデンウイークも終わり立夏も過ぎました。
部屋の観葉植物も元気よく伸びています。
ゴールデンウイーク中も、残念なことに数々の事件が起こり、
考えさせられることも多いにありましたね。
それぞれの人が、それぞれの人生を幸せにするために、
使える知恵を見つけられれば・・・、と思います。
●タロット&神智学 の智恵
【バランスの大切さ】
私の行っているMonthlyReadingに使用しているタロットの展開法は
ホロスコープが主体です。 それには、
お金・健康・恋愛・家庭・仕事・対人関係などなど、
いくつもの項目がありますが、ざっと並べていった時に、
ある場所には、すがすがしいカードが。
ある場所には、下降線のカードが点在します。
おおよその流れが全体に良いときもありますが、
完璧という月は少なく、どこかに不備があるのが現実。
そうと気がつかない不備はよく起こっていますよん。
それは私たち人間の1カ月の様子なのですから当然やわね。
お客さまは、それに気づくために注文してくださるのです
自分にも不備がたくさんあること。
それに自ら気づくことが、私たちを成長させてくれます。
たまたま私は、カード展開させることにより、
どの部分がよく、どの部分に不備があるかと
偏りを目に見える形ではっきりと見ることができます。
また偏りをただすことで幸運に近づける
ということも繰り返すReadingの中で、覚えた智恵です。
幸運に近づこうとするなら、
偏りを出来るだけなくし生活全体のバランスをとるのが鍵。
仕事を伸ばしたいからといって仕事しか頑張らないと、
その偏りが人生につまずきをもたらし、
恋愛ばかりに熱をあげても、その恋を壊す事になったり・・。
でも案外、常識で考えても身近にありますよね。それって!
勉強ばかりに偏り、対人関係が営めない。
お金のことばかり考えている…などで、
幸せが得られるはずがありません。
幸運はバランスの良い生活からです。
いかにして超感覚的世界・・・P.32後ろから5行目
楽しみに対して鈍感であるなら、周囲から養分を摂取することを忘れた植物に等しくなるであろう。しかし楽しみの下にいつまでもとどまり続けようとする態度もまた自己閉鎖的である。
そのような彼は自分にとっては何者かでありえても、世界にとっては無に等しい。彼はその限り、どれほど内部で活動的な生を営み、「自我」を大きく育成して行ったとしても、世界は彼を無視してしまうだろう。世界にとって彼は死んでいるに等しい。
その言葉は、
・空虚な明日を招くか
・周囲から幸運を引き付けるか
受け取り側が省みさえすれば、いくらでも学べる言葉です。
皆さんもご存じの通り、社会はたいへんに偏っています。
仕事だけ。勉強だけ。恋愛だけ...。
すべては自分の為に動いているのですが、
本当は自分のためにはなっていないことが多々ある。
運命の糸は、私の行為によって紡がれますから、
自分の周囲とのかかわりという点には、
・進めるも 距離を置くも
・親切にするも 冷たくするも 親切にしすぎるも
すべてを含めて慎重に考える習慣をつけ、
いかにすれば人生が心から豊かになるかを、
皆さんの智恵から引き出す術を磨きましょう。
些細な偉人の言葉や日常の中から、
それを引き出すのは自分自身です。
偉人の言葉◆リルケ◆
君の心のうちの未解決の疑問について、焦らないように。
むしろそうした問題を鍵のかかった部屋や、
異国の言葉で書かれた書物のように
愛することから始めなさい。
今の君に答えが与えられないのは、
問題そのものを生きてみることができないからではないだろうか。
私が言いたいのは、すべてを生きよということだ。
君が愛するようになった問題を、
君の現実の生活のうちに取り込んでみたらいい。
そうすれば気づかぬうちに、
いつの日か、答えに到達しているだろう。
*ゥ**ゥ*
●お答えコーナー
>書店で検討した結果、創世記の秘密を買いました。
>聖書にも関心がありましたし、部分的に目を通して買いました。
>しかし、聞きなれない用語が多く、自己満足程度にしか理解できません。
>勉強会などは開かれないのでしょうか?
(以下省略)
創世記の秘密に関わらず、どうしても専門用語・・・
というより基礎知識みたいなことが必要で、
どの書物を買われても、そのような場合が出てくると思います。
私が、神智学やいかにして・・を書物から解説していますのも、
その件を考慮すればそうなりました。
一般的に不自然に感じる言葉が少ないように思うので・・・。
第一章「原言語の秘儀」の
★「トフ・ヴァホフ」という観念複合体のくだりに感動なさったとのこと。
より詳しく理解するには、どうしても
「アーカーシャ年代記」という基礎が必要です。
アーカーシャ年代記という書物がどこかから発刊されています。
(私が持っているのは、廃刊なので)
また、神秘学概論にも同じ内容が含まれています。
>勉強会などは開かれないのでしょうか?
私自身、どうして良いのかわかりません。
神智学は、基礎を土台にひとつひとつ積み重ねるというより、
イメージとしましては、点と点の集まりを円周にして、
最後にひとつの円になる・真理になるみたいなもので。
◆どこから始めるとかいうことが決められない
◆途方もなく結果の得にくい
学問(?)だと痛感しています。
単に勉強会を開いても、意味を成す事が難しいと思います。
皆さんの思考するジャンルが一致しましたら、良いのですが・・。
しかし、皆で程よく高められる提案が浮かびましたら、
是非、ご提案くださいね。
次回は思うところあり、
偶然にも、創世記の秘密の書物から
「光と闇/ヨムとライラー」を取り上げるつもりにしています。
ご投稿、ありがとうございました。
お楽しみに。
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●実践経験&素直な言葉
カウンセリングをすることで、自分のためになることが良くあります。
先日もご主人のことで悩み、お電話をいただいたのですが、
いろいろと話した結果、結局は周囲がどう・・・ということよりも、
「自分のでていることを守る」(運勢)という所に行き付きました。
相手を動かすのは、無理やりではだめ。
相手が望んで動くようになりましょう。と。
以前にも言いましたが、
人間、愛情を感じるとその気持ちに応えたいという気持ちが湧き上がるものです。
だから、かずかずの自分本意な事件を起こした記事を見るたびに思うのです。
きっと、周囲の声はとどかなかったんだな・・・と、残念に。
縛られず、「あなたの思うようにやっていいよ。」と言われれば、
それを愛情のこもった目で見守ってもらえれば、
いずれは、その人の気持ちに応えたいと思うか、
感謝の念にきずくはず。
逆算して考えると、
相手が動きたいと思うような振る舞いを、自分ができるのか?
ということに行き付きます。
もんくばっかりいってる奥様がよくおりますが、
それはイケません。
もちろん、気持ちをいれて何もしないのに成果をのぞむ会社員でもイケマセン。
常に逆算して考える人に、詐欺師がおりますが、
相手の快く思うことを、よく把握しているひとつの例ですね。
しかし私達は、本当に人生を愛することに使うのですから!
逆算して、気持ちをいれて言動をすれば、
根底に真の愛情さえあれば、思う成果にならなくても、
再び「まだ理解不足だった。」と考え、対処し直すでしょう。
常に前向きになれるでしょう。
愛のもてる人間は、恐れない!
愛のもてる人間は、焦らない!
結局、自分の姿勢なのだと、
ぼんやりしそうになっていた時期に幸いな電話でした。
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