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魂の目

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★2009/5月号★雪の重さに耐える愛する心 ■□■□■

☆彡
タロット&神智学の智恵
【魂の目】
素直な喜怒哀楽【心の寒暖】 *:・°
シュタイナーの言葉 ☆彡
後記・・・ アンケート:
シュタイナー著書やこの雪マガとの主な関りは
■□■Active Tarot Reading☆

久々のお天気続きに、毎日洗濯の山。
Tシャツを出したり、シーツやラグを洗ったり
すっきり乾くと気持ちが良いですd(^-^)ネ!l

|●タロット&神智学 の智恵
|【魂の目】

今回は、とくに読みにくく解釈しがたい部分について
ちょっと掘り下げて書いてみたいと思います。
どうぞ、お付き合いくださいませ。

『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』の
霊界参入の三段階は、とくに難解な部分ですよね。
さっぱり意味不明という人も多いのでは?
そして興味のある部分でもあるかもd(o゜◇゜o)ネッ!

とても深いですが、身につけると素晴らしいよん。
そして熟成するには正しい入口から入ること!
それ絶対ですプシュー

私が著書を手に取ったのは、今で言うような
スピリチュアルやオカルトブームでもなかったし、
帯封にあった『宗教と芸術と学問の共通の源泉
というものを「純粋に知りたい」と思ったことでしたが
それがある意味で、
タロットという幼い頃からの趣味が生業となり
今も私の生活上の振る舞いを確実にサポートして貰えてる。
そんなのは全くの偶然やってんけど、
かなり重要ポイントだったことが今になりわかります。

今の世の中、スキルアップや特定の目的を持つのは当然。
しかし、スピリチュアルなものが効力を発揮するには
目的を抜きにすることが絶対条件だったのですよ^_^;

なんや~。せっかく期待したのにぃ~。
とボヤかんといてd( ̄ ̄ー ̄ ̄)ねっ 
急がば回れという言葉があるでしょ?それと同じで
特定の目的や期待をいったん捨てることが、
結局は早道+優秀な直感を熟成させてくれるので
それを信じて課題を守り抜く熱意が功を奏します。大丈夫!

神殿伝説と黄金伝説 P.267

検証の前に知識が得たいと望むのは、種子を蒔く前に果実
を欲しがるようなものです。
知識は私たち自身によって獲得されるべきものなのです。
すでに知っているのなら、探求の必要はありません。しかし
探求者に信頼が欠けているときには、信頼の感情がそれを補
わねばなりません。探求と信頼が共に作用しあうことで、
遂には経験の果実である知識を生み出すようになるでしょう。

当然シュタイナー教育もそうです。
志があろうがなかろうが、重要なのは『実践』。
へんな使命感や向上心がないほうが返ってプラスやねんよ。
一番なのは、趣味的で純粋な好奇心でしょうかね(^.^)

いかにして超感覚的世界の認識を獲得するかP.33

彼が学ぶのは、学んだものを自分の知識財産として貯えるためで
はなく、学んだものを世界の用に役立たせるためである。

とありますが、これが厄介で・・・・
成果が受け取れないと実践を離れる大抵の人は、
利己的なことを理想だと勘違いしていること!
結局は自己の目的にすぎないことを
「世界の役に立たせる」と正当化していることかな。

最近は、ロハス的なものなど自分の暮らし全体の
精神衛生上のプラスとする楽な受け入れ方もあり嬉しいですが、
相変わらず、この知識や実践による職業や生活や悩み解決や
果ては結婚や恋愛にまで効果を得たいと願う人も居てて・・

困っちゃいます汗。。。

常識を持たねば、どのような歩みも虚しい ..
と書いてありますが、ごもっともで。。。
シュタイナー教育も、生徒を教育する技術じゃなく
生徒を正しく見守れる自分自身を形成する術だし、
恋愛や人間関係に置いても同じなんだと分かりました。

では、では、純粋な好奇心がでることを願いつつ(笑)
霊界参入の三段階に書かれている『うちなる言葉』について
イメージを作ってみたいと思います(^^)
とっかかりは面白いものじゃないけど我慢して読んで貰えば
↓↓↓ 一例ですが・・・

いかにして超感覚的世界の(略)P.59

・準備
まずはじめに、われわれを取り巻く世界の中の特定の事象に注意力
を集中させることが必要である。そのような事象とは….
植物の発生、生長、繁栄する相であり、衰微、凋落(ちょうらく)
死滅する相である。人がまったく意識的にこの二つの生命の相に
注意力を集中することなのである。一切の事柄を自分の魂から排除
し、短時間の間、まったく「このことだけ」から受ける印象に没頭
しなければならない。

・開悟
石は静かに己の場所に留まり続ける。動物は場所を移動する。場所
を移動するように動物を促すのは衝動である。動物の形態もこの衝
動に従って形成されている。これに対して石の形態は欲望に応じて
はいない。欲望をもたぬ力によって形成されている。

これに何の意味があるのか?そして、
どんな効果があるのか?まったく理解できなくて当然。
しかし、興味が持てないと絶対にプラスじゃないので書くよ!(^^)

例えば『準備』に書かれていることを本当に真剣な興味で
集中して想像すれば、そのとき湧いてくる微細な気持ちがある
ねん。
時間があれば、ちょっとやってみて頂戴d(^-^)

冬に枯れた木があるのを思い描いてみて!

しかし死んでいるのではなく、根に蓄積された力が春に芽吹き
生長して花が咲き、初夏には新緑となり、秋には実がなります。
>これも、読みながら気持ちを入れるようにすればGood!
やがて秋の収穫が終ると、力が消費されつくし
木から退きはじめて根に移行します。それと同時に
パワーを無くした葉は衰え、干からび枯れ落ちますね。
そして、一見、死んだような枯れ木の状態になります。

これをぐるぐる回してみるのです。すると不思議・・・
まるで、エネルギーの消費と発散を春夏秋に感じませんか?
蓄積された光が発散していくイメージが湧き
そして消費しつくした後に、死ではなく・・・
木の根っこや地下に赤茶の塊が濃縮されてるような
蓄積と凝縮を冬の枯れ木に対して感じませんか?
そして地下エネルギーが満タンになると、再び発散へ向かい
まるで、太陽と月のパワーのようやわ(^^)

>>この微かな実感が最重要なの! その理由は

いかにして超感覚的世界の(略)P.73

今美しい彩を見せている植物は、しばらくたつともはや存在
しなくなるだろう。しかし種を作るという事実を通して、私
はそれが無に帰してしまうのではないことを理解する。丁度
私が種の中に、今あるこの植物の姿を見ることができなかっ
たように、それ故、植物の中には私がこの眼で見ることがで
きない何かが存在している。この思考内容を私の中で活性化
し、ふさわしい感情と結びつけるとき、しばらくしてから再
び、私の魂の中にひとつの力が育ってくる。そして、この力
が『新しい直感』となる。一種の霊的な?(ほのお)が植物
から生じてくる。その?の中央部分には緑がかった青が、そ
の周辺には黄がかった赤が感知される。
ここで「色」と述べているのは、肉眼が見る色と同じもので
はない。肉眼によって受け取る色の印象に類似したものが霊
的な知覚を通して感取できるので「色」と呼ぶにすぎない。

何が言いたいのかと言いますとd( ̄ ̄ー ̄ ̄)ね

湧き上がってくる明白な喜怒哀楽だけでなく、
私たちには『魂の目』があり、それは何かを捕え、
日常的に、かすかな実感を確実に得ているんです。
ただあまりにも通常の喜怒哀楽の印象が強いため気づかない。

>>しかし、重要なのはココ!!
様々にその無意識で得ている感情や気分が
行動のキッカケとなっているのだ
 ということやねん。
それを解明する「集中力の訓練」が上の例だということやよ!

・・・気をつけていれば分かるけど….
特に意識していないのに、ふと何かを感じることがある。
そんなときは、魂の目が何かを見ているというかすかな印象やよ。
霊眼も肉眼と機能は同じというか・・・『見る器官』なだけ!
丸いものは丸く、青いものは青く、暗いものは暗く映っている。
何かを見ているであろう自分が「感じるもの」を
その微妙な差と感覚で養っていくことなんです。
それを、うちら運勢ユーザーの場合は、
定期的な内容の熟読により訓練されていくんです(^-^)

しかし『魂の目』を得る必須ポイントがこれ↓

いかにして超感覚的世界の(略)P.72

この観察に向かう前に、自分自身の道徳的性格の純化に努力
し、行によって得た認識を自分の個人的な利益のために利用
しようなどと決して考えてはならない。「神秘学の真理に向
かって汝の認識を一歩進めようとするなら、同時に善に向け
て汝の性格を三歩進めねばならない。

もう、わかるよねぇニコニコ
教育や特定の目的が念頭にあるのに
微細な正しい受け取り方がどうして浮かぶ余地があるか!

ってサ。だからそんな願望は捨てて、楽しんで実践するのがよろし。
そして、かすかに何かを感じたことを記憶して
その積重ねにより、微細な感情と出来事のリンクがあるのに気づく。

毎月の課題をやってる人はご存知ですが『日誌』というのをつけます。
明日、すべきこと・しようと思うことを例えば・・・
「不安にならない」「ストレスに負けない」など精神面も含め
書いておくんですね。それと同じことがダライラマ発言であります。

ダライラマ日々の瞑想 P.72 

一日をかくあるべしという決意を持って始めるのも良いでしょ
う。毎朝目覚めるやいなや、自分に言い聞かせるのです。
「私は死ぬまで—特に今月は毎日、スピリチュアルな生活を
おくろう。少なくとも、他の生き物を傷つけることはせず、な
るべく利他行をなそう。」
ビジネスを行うにも、教育や技術工学などいかなる専門分野に
携わるにも、いや戦争に関るにも、高潔であることが、高い道
徳が求められます。
このように自分の行為や考えをすみずみにまで注意を払いなが
ら一日をおくり、夜眠りにつく前に、一日の行動をふりかえり
ます。どのくらい善き考えと悪い考えを抱いたか自分自身に問
いかけてみてください。
特別な注意を払って心身を律していくうちに、立ち居振る舞い
も善き方向に変わっていきます。意志の力も増していくのです。

少しは楽しんでいただけましたか(*^_^*)
多分、読まれては、すみやかに皆の心から消えていく
そんな役割だとしても、この雪マガ・・・
書き続けることが良いのでしょうね。

参考バックナンバー
>>理想は世界を開く鍵 
 https://yuki.the-xx.com/?p=411

●引用したシュタイナー書物

ダライ・ラマ日々の瞑想神殿伝説と黄金伝説―シュタイナー秘教講義より
いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか
*神殿伝説と黄金伝説
*ダライラマ日々の瞑想

■ルドルフ・シュタイナーとは■
1861-1925年。
教育学・医学・農業・建築・社会論などの分野に
業績を残した哲学博士です。
単なるカルトおじさんではなく、ヨーロッパでは
教科書にも乗るほどの人ですので、安心してお読みください。

*;*;+*+ *:*’*+
|●実践経験&素直な言葉 
|<<心の寒暖>>

5月は、とても不思議に感じてます。それは!
感情では切り替えが利きそうにないと思うのに
なんとなく切り替える方向に動きだし

気乗りなんて全くしないまま、必要なことに着手すると
集中力があるとか熱意があるとは到底思えないのに
不思議と作業を止めようと思わず

また本当に気の乗ることに逸れたいとも思わず、
空気に沿って進むみたいに時間が流れます。

そんなこんなで結果的に切り替えが利いてるようで、
5月の課題であるボチボチは出来ているのかなと思うけど
その雰囲気が、自分にはとても不思議な感覚やわ(^^)
まったく雪マガについて考えることもなく過ごし、
そろそそって時期かなぁ~ と思った途端に
熱心にやってたMAD制作を切り上げる気になり、
また急ぎの仕事が入るなど割り込みで区切りとなり・・

今では不思議な感覚ですが
熱が加わったり冷めたりという心の『寒暖』が、
まるで自分でない何かによりもたらされている感じ。
電磁波の見えない影響が私たちにあるように
気の流れというようなエネルギーも周辺に存在して、
感じ取れる落ち着いた環境があれば感取できるのかも?
と、ふと思ったりしましたポッ

まぁ、独り言みたいで申し訳ないですがね^_^;

──────────────────────────────
|●シュタイナーの言葉

 神秘学の命題は すべて真の向上を求めて

 それに耳を傾ける人の感覚を

 到達すべき方向へ 向かわせる力をもっている

|★:*:-”☆:*:-”★:*:-”☆:*:-”★:*:-”☆:*:-”

   ・・・・・・・・後記・・・・・・・・

前回のアンケートは…
『答えが天から降ってきた感触がありますか?』でした。
のべ 45人の方、ありがとうございました(^-^)
週に一度はあるのが1位とは。
1位『週に一度はありますよん。』11票
2位『遠い昔に経験があったかも。』
  『年に一度はありますよん。』
  『月に一度はありますよん』9票
5位『想像もつかない。全くありません。』7票

では、今回の質問…
  ========
  シュタイナー著書やこの雪マガとの主な関りは 
  ======== クリックしてね。

1 純粋にシュタイナー実践への探究心
  https://the-xx.com/cgi/surveyyuki/survey.cgi?1

2.学問として
  https://the-xx.com/cgi/surveyyuki/survey.cgi?2

3.刺激や読み物としての楽しみ
  https://the-xx.com/cgi/surveyyuki/survey.cgi?3

4.恋愛や目的達成に役立つ可能性を求めて
  https://the-xx.com/cgi/surveyyuki/survey.cgi?4

5.なんとなく縁があった。
  https://the-xx.com/cgi/surveyyuki/survey.cgi?5

 発行: Active Tarot Reading 佐藤 よし子
 https://yuki.the-xx.com/

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