雪の重さに耐える愛する心

シュタイナー実践、気づけば30年間近「マジか?」

愛と平和と新しい能力

★2004/8月号★雪の重さに耐える愛する心 ■□■□■
タロット&神智学の智恵
【愛と平和と新しい能力】
素直な喜怒哀楽【クライアントも出会い】 *:・°
仏教の言葉 ☆彡
後記・・・
怒ったときの反省は?
□■Active Tarot Reading☆

なんか毎月、雪マガ原稿の時期になると悪夢。
書きたい気持ちと、上手く書けない現実と、
今回は、オリンピックの寝不足が重なって・・・。
遅れてしまいました。m(__)mごめんなさい☆

情熱をもって書いていきます。
皆様の心に届くか分りませんが、今月もスタート!!

|●タロット&神智学 の智恵
|【愛と平和と新しい能力】

さて、
ストレスやプレッシャーを少なくするには、
単に、心がけだけではできないんですが、
よく、心がけが実行できないと言って落ち込む
善良な方を見かけますねぇ。。。

理想的な行動をしたり、ストレスを減らすには、
思考方法などの具体的な認識が有効なんですよん。
人生は、大から小まで全て訓練の賜物です・・・☆
少々のことで落ち込まないでねん。

皆様にも、それぞれお気に入りの哲学者や
精神世界の解説者がいるのかしら?

私が、シュタイナーをスキな理由は多分、
精神世界を夢・想像の世間話として主観的に語らず、
同じように誰でも認識できる方法を示して、
興味があれば自分で確認してもらおうとする点です☆

そこが占い師の語る安物の説法もどきの話と違う訳です!
(・・・って、私かいな?(笑))

ゲーテ的世界観の認識論要綱 P.44
感覚に現われる現実から、もっとより高い現象のあり方を探求するために、私たちはこの感覚に現われる現象を克服する必要がある。

難しい表現をしていますが、平たく言いますとネ☆

例えば---、
私が誰かの言葉に嬉しさを感じたとしますネ。
それを元に「この人は良い人だ(^o^)」と思います。
でも、実はその人は信用させる意図があり騙された...

ナーンテこと、世間によくありますねぇ~。

感覚に現われる現実・現象とは、この場合
「私の耳」に聞こえた「嬉しい言葉」ですよね。
騙そうとする人の意図は、その人の内面ですから
普通は、私の感覚から隠されたものです。

「克服する」というのは「打ち勝って従わせること」と、
国語事典にありました。その通りの解釈で、
耳に聞こえた言葉に、振り回されず、
冷静に自分の判断が出来るようになること! と読めますネ。

私たちは、物事の本質を自分で読むのは半ば不可能と思い、
必要なら、なんらかの専門家に聞くしかないと、あきらめたり、
逆に、専門家と称する人を疑惑の目で見たり。。。

だけど・・・

ゲーテ的世界観の認識論要綱 P.21
 無関心さとは裏腹に、魂を満足させてくれるような世界観,人生観に対する欲求は益々増大している。多くの人間にとって長い間完璧な代替物であったもの--宗教の教義--は、人間を納得させる力をますます失っている。 
 かつて人間の精神は啓示による信仰によて満足を得ていたが、それを今や思考の作業によって獲得したいという衝動がますます強くなってきた。

見えないものを見る人の啓示を受けて満足したのは過去の話。
シュタイナーは、日々の訓練で、自力で感覚を超えた世界の
情報が正確に受取れる方法を熱心に示した人です。
それが人間の未来に役立つことだと確信し、
最後まで、このことに取組んだ人なんです。
それにあたりシュタイナーは、
わざわざ感覚の背後に潜むものを問題にする必要はない
といっているのです☆そこが、優れた点です。

彼は、
|人間のうちに潜んでいる本質は、感覚に現れているのだ|
としているのです。

ある音楽を作った者の本質は、音楽の中に姿を現しているし、
プロファイリングをすれば、ある犯罪者の本質は、
その犯罪の中に現れていますもんね。
物質の背後にある隠されたものを問題にしなくたって、
外に現われている枝葉末節が、
認識するように、私たちを誘ってくれるというのです。

それを読むのが、次世代の賢者

それは、外に現われていることを十分に観察せよ!
そうすれば沢山の枝葉が、1本の木になる!
ということなのです。そして
成果を上げるには、草花の霊的本質にせよ、人間の本質にせよ、
”熱心に関心をもち” 観察することが有効。

いかにして超感覚的世界の認識を獲得するかP.26
 正しい知識は、それを敬うことを学んだときにのみ、自分のものにすることができる。われわれの時代にはこの点に特別の注意を払うことが非常に重要なのである。われわれの文明生活は、批判したり、裁いたり、酷評したりする方に傾きがちである。繰り返し繰り返し、あらゆる事柄の優れた部分に注意を向けること。

いかにして超感覚的世界の認識を獲得するかP.33
 あなたの求めるどんな認識内容も、あなたの知的財宝を蓄積するためのものなら、それはあなたを進むべき道からそらせる。しかしあなたの求める認識内容が人格を高貴にし世界を進化させるためのものであるなら、それは成熟の途上であなたを一歩前進させる。
  
  次のような短い命題に総括することもできる。
  
  如何なる理念も理想たりえぬ限りは魂の力を殺す。
  しかし如何なる理念も理想たりうる限りは
  すべてあなたの中に生命力を生み出す。

どれも、出来るか出来ないかというよりも、
”熱心に関心をもつ”ことが有益ですよ...
それが、欲しいとする能力に効果的ですよ...
と、説明しているだけなのですよぉ。
彼が述べているのは、教義(ドグマ)ではないのです。

それを頭に置いて実践すれば、自然と人生は道場となり、
次のような実践も「なるほどね☆」と当然に感じてきます。

いかにして超感覚的世界の認識を獲得するかP.56
 自分にとってそれが好ましいか好ましくないか、気に入るか気に入らぬかという観点を超えなければならない。

  〃   P.57
 特別の重要さをもつのは、他の人間の語る言葉に耳を傾ける仕方である。誰かが意見を述べ、他の人がそれに耳を傾けるとき、通常は後者の心の中に賛成、反対いずれかが反応として現われる。その場合多くの人はすぐさま、賛成、得に反対の意見を外に表したくなる。
 しかし、賛成、反対いずれの意見をも沈黙させねばならない。とはいえ、自分の生活態度を一変させて、このような徹底した内的沈黙を守り通すべきだというのではない。自分で立てた予定に従って、選ばれた個々の場合に実践すればよい。そうすれば時とともに、自然な仕方で、傾聴という新しい態度が習慣化されるようになる。

  〃   P.57
 神秘行は、このように常に予定に従って為される。一定の時間、自分とは正反対の思想に耳を傾け、自分の内部の一切の賛成、特に否定的判断を完全に沈黙させる行を自分に課す。一切の合理的判断を沈黙させるだけでなく、拒否や反感または賛同の気持ちをも沈黙させることが大切である。特に細心の注意を払って観察せねばならないのは、意識の表面に現れてこない、魂の奥底にひそむ感情の動きである。たとえば、何らかの意味で自分より劣ると思われる人の発言に耳を傾けながら、あらゆる種類の優越感や知ったかぶりを抑制することが必要なのである。
 --このような態度で子供に接することは誰にとっても有益である。どんな賢者といえども子供から無限に多くのことを学ぶことができる。
   
  〃   P.104
 神秘学徒は、他人の意見に対して自分の別の意見を出して見せるとき、それが当の相手にとってどんな意味があるのか、見通すことができなければならない。とはいえ、自分の意見を差し控えろというのではない。
 決してそんなことを言うつもりはない。けれども可能な限り正確に他人のいうことを理解し、そこから得た事柄に則って自分の返事をまとめなければならない。
 このような場合、その都度、心中に、この想念が生じるなら正しい道の上にいるといえる。「私が他人と異なる意見をもっているかどうかは、どちらでもよい。」このような想念、思考を通して性格と行為とは、神秘修行の主要手段の一つである温和さを獲得する。温和であることは、彼の器官を外へ向って開かせる。

たくさんの情報を得たくても、それに反感を覚えれば
”聞きたくない、知りたくない、関わりたくない” と
なってしまうのが普通ですもんねぇ。
おのずと能力を開発する為の実践は、そうなるのです。

ドグマというのは、2003年11月号で書きましたが、
簡単にいうと、自分で考えて根拠を求めることができず、
示されたものを信じるしかないことを
言います。
啓示のドグマは、宗教的な教義なようなもので、
経験のドグマは、科学的思想のようなものです。

■啓示のドグマ
 人間の視界からはずれている事物についての真理を、
 何らかの方法で人間に伝え、その主張の根拠に達する
 ことができず、それが真理であると信じなければならない。
■経験のドグマ
 人間は単なる経験にとどまるべきで、変化を観察できるのみ
 であり、それを超えようとするのは身の程知らず、
 というように、外側にあるものから押しつけられている。

神智学は、誰でも「こうすれば、こうなりますよ」という
自然な流れであり、教義でも押しつけでもないのが特徴です。
自分の意志で意味があると理解したらしてみよう...
とするのであり、意味の理解と思考を大切にしてくのです。

1度、ちゃんと理解したものは、なかなか消えないので
例え、すぐに実行できなくても心に残りますよねっ。
だから、出発点は『理解』からで良いのですよ!
出来てない...とかって落胆しなくても☆

いかにして超感覚的世界の認識を獲得するかP.28
 人間の自己改革は内なる思想生活の深みの中で遂行されなければならない。ある存在に対する敬意を態度に表しただけでは不十分である。この敬意を思考内容として持たねばならない。まず第一に畏敬の念を思想生活の中に受け容れること。それが出発点である。

自分の中身を変えていくことなんです☆
人をあやめてはいけない! とか、
人に優しくしましょう!  とか、
通り一遍の言葉では、残念ながら力に発展しません。

なぜ、怒りをぶつけることをしないで済むかは、
それが「無意味」で「つまらないこと」だと理解することなど
健全な感情に変化させようとするのです。

それが明るい知性と共に現われる健全な感情と呼びます。
21世紀に最も合った行法だと、シュタイナーがいうのは、
科学が発展し、思考を育てる基礎が整っている時代だからです。
この機会は、啓示と経験のドグマから抜け出し、
各自が次世代の賢者へとなりうるキッカケなのです。

神智学 P.43
 ある人々は思考を過小評価し「内的な感情生活」「感受性」をより高く置こうとする。冷たい思考でなく感情の熱さ、感受性の生なましい力を通してこそ、人は高次の認識にまで高められるのだ、とさえいわれている。
 このように語る人々は、透徹した思考が感情を鈍感にするのを恐れている。日常の思考にあっては、確かにそのような場合が存在する。しかし熱さ、美、高揚感に関して、高次の世界と関わる純粋で水晶のように透明な思考内容が呼び起こす気分に比較できるような感情や感激など存在しない。最高の感情というのは「おのずと」現われてくる感情なのではなく、精力的な思考作業において獲得される感情なのである。

今いるところで、繰り返し繰り返し、
新しい感受性(認識能力)を開発しようと努めます。
実践は、無理をしない範囲で理解することから始めます。
(どの実践も1日中するものではありません)

いかにして超感覚的世界の認識を獲得するかP.41
 待たされると、すぐにいらいらしてきた人が、神秘学徒としての道を歩み始めた。彼は内的平静の瞬間(自分の経験や行動を、自分のではなく他人の経験や行動であるかのように見做す、という特別な時間を1日5分でも持つ行)でいらいらすることの虚しさを感情として集中的に体験した結果、焦燥感を体験するとすぐに、この虚しさの感情がでてきて有意義な時間に変える。(省略の為、少し文章が変えてあります)

  〃   P.113
 私が教育者であったとしよう。ある生徒が私の要求に応じない場合、その生徒に自分の感情をぶつけるのでなく、まず自分自身に向かい合う。そして生徒と自分をひとつであるかに感じながら、「この子の不十分な点は私自身の行為の結果なのではないか」と問うべきである。そうなれば、自分の感情をすぐに生徒にぶつける代りに、その生徒が私の要求にもっとよく応えてくれるようになる為には、今後私自身がどういう態度をとったらいいのか、熟考するようになるであろう。このような考え方を育てていくと、次第に人間の思考方法が全体的に変化する。

  〃   P.144
 自分の愛する嗜好品を遠ざけたとしよう。その場合、この節制を通して肉体にどんな負担をも感じない限りにおいてのみ、このことは役に立つ。もし負担を感じたとすれば、肉体はその嗜好品を求めているのであるから、この節制は何の価値もない。このような場合は、その努力目標を1度あきらめ、もっと感覚的に恵まれた状況が与えられるまで待たねばならない。ある場合、筋の通ったあきらめは、今の境遇では達成不可能な事柄を達成しようと努力することよりも、はるかに大きな成果を生み出し、魂の進化をより一層促進する。

 
どんなことも、思想生活の中で向かい合うのです。
出来るようになったら自動的に実行できるんだ☆ と、
遠い未来を待つ気持ちを芽生えさせれば合格なのです!

そして新たな能力を獲得しようとすれば、
自然に、ある流れに導かれると気づきましたか?
>>『友愛の精神』です☆
心情的に、愛だの理解だのと言っているのじゃないんですよぉ。

それは、以前、
仏教では小乗仏教の一部の派が自我の実在を認めている
と、引用したこととも関連していて、
シュタイナーも、自我を人間の核としており、
自我が魂という共感反感をまとって生まれ変わるといいます*1

ただし、魂の大半は死後、空間的なものとして消滅し、
生まれ変わる度に、全く違う感じ方や意見をもつ存在であり、
今の感じ方や意見は、まったく空間的・一時的なもので、
運命を一定の場所や経験に導くプログラムのようなもの☆
それが地上の人生に結びつけてくれる役割をしているとしてください。

今持っている意見は、以前は正反対であり、
次回は、また、これまでと全く違う考えから人生に突入する自分。
そりゃ、男女の違いだけでも随分と違うはずですもん。。。

経験できることが、自我を高貴にしていく...
地上に自分を結びつける役割なら、すでに成功しています。
私は、人生に興味もあり喜怒哀楽も密接に感じられます。
でしたら、
他人との関係において意見の違いや傾向はどうでも良い
となる。

そして次は、どういう段階かと思うと、
神智学の観点からも、社会的にも「友愛」に行き着くのです。

愛を育てなくては新しい能力も育たないとは、
皆様は、どうお感じになるでしょうか。
愛と平和の思考と、新しい能力・・・・・☆

*1
 ある時期~ある時期の間だけ記憶が途切れる生と死がある

|バックナンバー|

*カルマの概念

●引用したシュタイナー書物

ゲーテ的世界観の認識論要綱
ゲーテ的世界観の認識論要綱/筑摩書房

シュタイナー選集 神智学
シュタイナー選集 第1巻 神智学/イザラ書房

シュタイナー選集 いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか
いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか/イザラ書房

■ルドルフ・シュタイナーとは■
1861-1925年。
教育学・医学・農業・建築・社会論などの分野に
業績を残した哲学博士です。
単なるカルトおじさんではなく、ヨーロッパでは
教科書にも乗るほどの人ですので、安心してお読みください。

*;*;+*+ *:*'*+
|●実践経験&素直な言葉 
|<<クライアントも出会い>>

私のクライアントは、ビジネスマンや自由業をはじめ
自分の能力を生かして働いている人が大半です。
主婦をしている方でも、私の趣旨からか、
目標や具体的な向上意欲をもつかたばかり。
そりゃそうです。
毎月5000円も払って、5年10年のお付合いですから。
少しでも良い選択をして繁栄したい☆
その為なら、自分をもっと素晴らしい人間にしたい!
そうでないと勿体無いよね。
そして、皆、様々に進歩進化されている。

儲けてる人は、ズルイ人間、汚れた人間って思う人いてますが、
そんなだったら、何事も長く繁栄なんてしてませんよね?
みなさんが ”心がけ続けて”いることに感動☆
そのスタイルは、さまざまです。

そういや昨夜、必死で仕事をしてて
イィーーーーってなってるときに、
「新橋あたりで肉のタタキを食べてるのでおいで」とか、
「大阪にいるなら寄ってください。」とかメールが届き
良い一息つきに・・・。
ふとしたときに、助けて貰うタイミング多しです。

新橋あたりって・・・いうのは、
そもそも行けないと知ってる確信犯なのですが、
年初に、有望な年だと占ったIT関連企業の方々です。

これを(仕事に)することがなかったら、
お話しすることもなかった出会いがあったと思えば、
どんなことも、素直にプラスに思える此の頃です。
仕事ではあるのですが、はやり人と人の付き合いです。

──────────────────────────────
|●仏教の言葉

 正しい方向を 目指しているなら

 ひたすら歩きつづけるだけ

|★:*:-''☆:*:-''★:*:-''☆:*:-''★:*:-''☆:*:-''

    ・・・・・・・・・後記・・・・・・・・

オリンピック選手は本当にすごいですね。
メダルをとっても決して慢心せず。。。
大物といわれるスターの方々もそうですが、
小さなことにこだわらず、どっしり構えています。
ホントに感情コントロールは大事ですねぇ~。
それでは、みなさん!
腹が立ったり嫌な気持ちになった時、どうしてます?
こういう所がなぁ~と反省します?

========
怒ったときの反省は?
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1.表に出さないと気が済まない所
2.気づくと出てしまってる所3.出せずに遠まわしに嫌味をいう所
4.出すことができず我慢ばかりの所
5.臨機応変に上手くできている、大丈夫!

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